給料ファクタリング業者の中でも、最大手に属するのが七福神です。日本で初めて給料ファクタリングの考えを導入し、業界の中でも最も古い歴史をもつ会社になります。

そのため、給料ファクタリングという意味では多くのノウハウが蓄積しており、非常にたくさんの顧客に選ばれているという実績があります。そのため給料前借りを検討する場合、七福神の利用を考える人は非常に多いです。

それでは、どのように考えて七福神を利用すればいいのでしょうか。他の業者に比べて、どのような特徴があるのでしょうか。

ここでは「七福神を利用するとき、どのように給料買取を実施してもらえばいいのか」について、口コミ・評判を含めて解説していきます。

営業日・時間月~金・祝日:9:00~19:00

土:9:00~18:00

審査書類本人確認書類、保険証、通帳の明細2ヵ月分
在籍確認なし
非正規労働者

正社員に限らず、派遣やパート、専業主婦でも利用可能

七福神を利用するに当たり、最初に考えなければいけないのは「どのような人が利用できるのか」という点です。これについて、働いている人であればどのような人であっても七福神に申し込めるようになっています。

通常だと、正社員しか受け入れていないケースがほとんどです。ただ七福神だと、正社員に限らず派遣やパート・アルバイトでも利用できるようになっています。

それどころか、特に働いていない専業主婦でも場合によっては利用できるようになります。以下のように、七福神の公式サイトにも明記されています。

勤務していて給与債権(給料をもらえる権利)が発生していない主婦が、どのように給料ファクタリングを利用するかというと、この場合は旦那(夫)の給料について早期買取を実施することになります。そのため旦那の承諾は必要ですが、専業主婦でも可能になっているのです。

土曜や休日も利用できる!日曜日や年末年始は不可

また他に七福神が優れているのは、土曜日や祝日などの休日でも問題なく対応してくれることです。

通常だと、平日のみの営業であるケースがほとんどです。ただ七福神だと、そうしたことがなく土曜日や祝日でも問題なく営業しています。営業時間としては、以下のようになっています。

  • 月~金・祝日:9:00~19:00
  • 土曜:9:00~18:00

注意点として、土日のうち日曜日については営業していません。土日の両方で可能なわけではなく、日曜日は対応してくれないと考えましょう。

また年末年始については、土日や祝日に関係なく営業していません。これについては、以下のように年末年始で休業のお知らせが出るようになります。

ただ通常だと、土曜日や祝日(日曜日以外)であればいつでも営業しているため、どのタイミングで申し込みをしたとしてもスタッフが対応してくれるのが七福神の大きな特徴です。

在籍確認なしで審査される

また他の七福神の特徴として、「在籍確認なし」が挙げられます。一般的な給料ファクタリング会社だと、在籍確認として会社に電話があり、「あなたが実際に勤務しているかどうか」の確認があるのです。

もちろん、在籍確認とはいっても「一般顧客やクレジットカード会社を装って電話してもらう」ことになります。そのため問題はありませんが、それでも在籍確認を歓迎する人は普通いません。そうしたとき、七福神は在籍確認なしの業者になります。

在籍確認なしであり、当然ながら勤務先への連絡はないため、七福神を利用した給料ファクタリングの事実がバレることはありません。

在籍確認がないという点では、安心して利用できる給料ファクタリング会社が七福神です。

遅い時間でも振り込み可能

また多くの給料ファクタリングでは、「15:00までに審査が完了しなければ当日中の振り込みはできない」などの決まりがあります。そのため遅い時間に申し込みをした場合、どれだけ早くても翌日での着金になります。

しかし給料ファクタリングでは、急いで現金を欲しいと考える人が多いです。そうしたとき、七福神では遅い時間であっても問題なく対応してくれます。

このとき例えば平日であれば、18:00までに審査が通過すれば当日中の着金が可能になります。

なお2回目などの再契約であれば、既にあなたの情報は登録されているため、19:00までの審査通過で当日中の着金が可能になっています。もちろん、ネット銀行などあなたが利用している銀行が当日中の預金残高反映に対応している必要はありますが、いずれにしても遅い時間でも問題ないのが七福神です。

七福神は安全?闇金で手数料が高く、詐欺はないのか

ただ、七福神を利用するときに心配になる人がいます。それは、「手数料はいくら? 安全なのか? 詐欺はないのか?」などという点です。

これについては、給料ファクタリングの業界全体に共通しますが手数料は高めに設定されています。闇金というわけではないですし、詐欺に遭遇することもないですが、どうしても手数料は高額になるのは理解しましょう。

このとき、七福神の手数料率は上限が決められています。具体的には10~20%ですが、基本的には15~20%の手数料率になると考えましょう。

通常、給料ファクタリングは手数料率15~20%だと優良企業だといわれています。また最大手である七福神は詐欺をするとすぐに悪いうわさが広がるため、むしろこのように手数料率は妥当な額に設定しているという実情があります。

なお、七福神では電子契約書によるネット完結ですべての手続きが終わります。そのため全国対応で利用可能なのですが、手数料率に納得したうえでネット上にてサインします。納得したうえでの利用になるため、詐欺はなく安全に利用できるといえます。

2回目の追加・再契約なら手数料が低くなる

なお七福神については、初回だけの利用に限らず、2回目など追加での再契約も可能になっています。1回だけではなく、2回目や3回目でも利用できるのです。

このとき、通帳の明細コピーなどの提出を求められることはありますが、本人確認書類などの提出は不要です。つまり再契約をするにしても、審査は非常にスムーズになります。

さらに追加での再契約だと、手数料率を下げてくれる可能性が高いです。どの給料ファクタリング業者でも、リスクが低いと判断されるほど手数料率は下落するようになります。そうしたとき、2回目の追加利用だとリスクが低いのです。

どのようなケースでも、一般的に初回利用よりも「返済実績のある2回目のほうが信用度が高い」となります。そのため再契約をする場面だと有利になりやすいです。

初回の必要書類や流れ、審査時間はどう?審査に落ちることはあるのか

それでは、初回の審査での必要書類としては何があるのでしょうか。また、審査の流れや審査時間はどうなっているのでしょうか。

どの給料ファクタリング業者でも審査書類があります。このとき、七福神では以下の書類の提出が必要になります。

  • 本人確認書類(顔写真付き)
  • 保険証
  • 通帳の明細コピー直近2ヵ月分(または給料明細2ヵ月分)

こうしたものが必要書類になります。大手であるため、七福神の審査時間は非常に短いです。さすがに30分では無理であり、審査が下りるようになるまで2〜3時間以上は必要です。来店不要にて、在籍確認なしで短い審査時間なのです。

もちろん、全員が審査に通過するわけではありません。中には審査落ちの人もいます。落ちた場合は他の業者に依頼しなければいけないものの、それでも素早い初回審査が可能なのは優れています。

なお全体の流れとしては、以下のようになります。

  1. 七福神の公式サイトから申し込む
  2. 希望額などをヒアリング後、必要書類を提出する
  3. 審査に受かれば、給料買取を実行してもらう

このように、非常に単純なステップによって早期の給料前借りが可能となります。

返済日は給料日が基本

なお七福神を利用するとき、当然お金を返さなければいけません。例えば給料買取として「5万円の早期買取をしてもらった」のであれば、給料が支払われた後、買い取りしてもらった5万円を返済するのです。事前買取してもらった5万円は七福神のものになるからです。

つまり、給料ファクタリングした後は「七福神へ早期買取分を返す」という作業が発生します。

このときの返済日については、基本的には給料日になります。買い取りしてもらった給与債権は七福神のものであるため、給料日が返済日になるのは当然だといえます。

もちろん、支払いを忘れることもあるので1日くらいであれば待ってくれる可能性があります。ただ、基本的には給料の支払日が返済日であることを理解し、送れずにお金を返すようにしましょう。

利用限度額は手取り額に依存する

このとき七福神を利用するにしても、いくらでも現金を手にできるわけではありません。利用上限額が存在します。

この上限額については、あなたの手取り金額が大きく関わってきます。給与債権の買い取りであるため、当然ながら将来に支払われる給料以上のお金を早期買取してもらうことはできません。

そのため、あなたの手取り金額が大きければ、高額な給料前借りが可能です。ただ、手取り額が少ないのであれば、それに伴って給料ファクタリングでの利用限度額も少なくなると考えるようにしましょう。

七福神に限らず、利用限度額があなたの手取り額に大きく左右されるのは、どの給料ファクタリング会社でも共通です。そのために通帳の明細コピーや給料明細の提出を求められるのですが、ここを見れば手取り額を把握できます。そこから、利用限度額が決定されるようになります。

口コミ・評判はどうか?七福神の体験談

ちなみに、私についても過去に給料ファクタリングを活用したことがあります。サラリーマンとして働いているとき、金欠に陥ったときが何度かあるのです。

このときの流れとしては、七福神の公式サイトから問い合わせをしました。メールフォームに入力して送信したわけですが、このときは10~15分後くらいに電話がかかってきました。会社の休憩の時間だったので問題なく出ることができたのですが、内容としては以下のようなことを聞かれました。

  • 勤続年数
  • 給料の支払い日
  • 家族構成
  • 他の借入はあるか
  • ボーナスの有無

これらは既にメールフォームである程度まで記入していましたが、再確認のような感じでした。

その後、必要書類を送ることになりますが、最初の問い合わせメールに返信することになります。参考までに、このときのメールは以下になります。

この通り、本人確認書類や健康保険証、収入を確認できる書類が必要になります。

なお、メールには本人確認郵便物の記載があります。要は「私の名前宛てで住所に届いている郵便物」を写真で送ってほしいようです。ただ、現在はこうしたものの提出は不要になっているようです。

そうして「本人確認書類」「健康保険証」「給与明細3ヵ月分」の3つについて携帯で写真を撮り、その場で送ることにしました。

審査結果を待ち、即日払いしてもらう

実際に必要書類を送付後、2時間ほどして問題なく審査が通過したことを知らされました。非常に速いスピードです。

ちなみに私の場合、当時の手取り額は約20万円でした。以下が実際に提出した給与明細書の一部ですが、この通り税金などいろいろ引かれて手取り20万円です。

ただ審査の結果、給料ファクタリングできる上限金額は15万円でした。また下限は3万円です。どうやら、手取りの全額がファクタリングできる対象になるわけではないようです。

今回については資金が早急に必要だったので15万円をお願いすることになりました。ただ、手数料が20%(3万円)だったので、この手数料が差し引かれた12万円が振り込まれることを説明されました。

その後、契約書がメールで送られてきます。そこで契約書に必要事項を記載して返信しました。契約書には印鑑を押す箇所があったものの、印鑑は押さずに「金銭の借り貸しではない説明を受け、この契約で問題ない」ことをメールに記して返信することになります。

同時に私の銀行口座(振込口座)についてもメールし、後は入金を待つだけです。

このとき、契約のメールを送った30分後にネットバンキングで確認すると、お金が振り込まれていました。

また、給料支払い日のときはお金を返さなければいけません。そこで給料支払いがあった後、15万円については速やかにファクタリング会社に返金して、給料ファクタリングが完了しました。

急な資金調達に対応できる七福神の給料ファクタリング

こうして急な出費に対応できた経験があります。個人であっても、給料ファクタリングという形で即日での資金調達に対応できるようになっています。

給料ファクタリングの場合、無職の人以外なら利用できますし、給料の前払いなのでお金を返せない状況がほぼありません。すぐに審査され、お金を支払ってくれるのが給料ファクタリングとなります。

ただ、手数料はやはりそれなりに高めになりますし、手取り給料の全額がファクタリングの対象にならないのは理解しましょう。

こうしたファクタリング会社の中でも口コミ・評判が良く、さらには会社員・公務員を対象に広く給料ファクタリングを実施しているおすすめの会社が七福神です。そのため、給料ファクタリングを利用するときは七福神を活用しましょう。