ファクタリングを実施するとき、どのファクタリング会社が適切なのか確認しなければいけません。そうしたとき、アクセルファクターを利用することを検討しましょう。
ファクタリング会社の中では珍しく、スピード買取&少額ファクタリングに強みをもつ会社になります。また、非常にスピードが早いので即日での資金調達であっても可能な会社になります。
ただ、実際に利用するときはどのような流れになるのか見当が付きません。また、実際のところ評判や口コミがどうなのかも不安です。そうしたとき、私は実際にアクセルファクターに依頼して手続きを進めてファクタリングを活用したため、このときの出来事をありのままに公開します。
結論からいうと非常に優れた会社だったので、ファクタリング利用を検討するときの参考にしてみてください。
事務所の場所 | 東京 |
営業日・時間 | 平日9:30~19:00 |
対応金額 | 30万~1億円 |
種類 | 2社間、3社間、医療・介護報酬など |
個人事業主 | 〇 |
もくじ
少額ファクタリングに強みのあるアクセルファクター
あらゆるファクタリング会社の中でも、アクセルファクターの特徴は前述の通り「少額ファクタリングに強みがある」ことです。
一般的なファクタリングの場合、「50万円以上や100万円以上など、ある程度の売掛金がなければ利用対象としてくれない」というケースがほとんどです。しかしファクタリング利用を検討している会社によっては、まとまった金額の売掛金を保有していないケースがあります。
そのとき、小口の売掛金でも買取対象にしてくれると助かります。アクセルファクターの場合、30万円の売掛金でも問題なく買取対象にしています。以下の通りです。
アクセルファクターの場合、30~3,000万円の売掛債権の売買に強みがあります。そのため、こうした少額のファクタリングを考えている場合、非常に適した会社だといえます。
・いくつもの売掛金を組み合わせるのは問題ない
なお、このとき一つの債権が30万円の売掛金に達していなかったとしても、いくつもの売掛債権を組み合わせることで30万円以上にするのは問題ありません。
いずれにしても、売掛金の合計額が30万円以上なら対象になります。
即日での資金調達も可能なスピード現金化
また、本当の意味で即日での資金調達が可能なことも大きいです。ファクタリングでいうと、ほとんどの会社で「即日融資!」と記載しています。ただ、実際のところ「審査が即日」「金額が非常に少ない場合は即日」などの条件があり、実際のところ即日では無理なケースが多いです。
一方のアクセルファクターであれば、30~3,000万円までの売掛金に強みがあり、少額案件を多く取り扱っているので慣れています。そのため、実際にその日のうちに資金化することを可能にしています。
ただ、実際のところ売掛金の売買では公的書類を集める必要があり、この作業に1日かかる個人事業主・法人経営者がほとんどです。私がファクタリングしたときについても、以下のような書類を集めることになりました。
そのため現実的な話をすると、即日というよりも2~3日の時間をみておいたほうがいいです。確かにアクセルファクターの審査時間は非常に迅速なので、書類さえ整っていれば即日契約は可能です。ただ、あなたが必要書類を集める際に時間を要することが多くなると思われるため、ある程度の時間をみておくのです。
審査基準は高くなく、個人事業主も対象
また、他のファクタリング会社と同様に審査基準は高くありません。審査書類は用意しなければいけないものの、売掛金の存在がきちんと確認されれば、あらゆる売掛債権が取引の対象になるのです。
注意点として、売掛金買取の対象は「法人に対する売掛金」になります。個人に対する売掛金は対象になりません。
例外として、大家など「毎月、契約によって定期的に入ってくることが分かっている売掛金」であればファクタリングの対象になることがあります。これについては、ケースごとの判断になります。
・個人事業主がファクタリングするのは問題ない
ただ、個人事業主がファクタリングを利用することについては特に問題ありません。「法人への売掛金を保有していること」は条件になりますが、法人化していない人でもアクセルファクターでは売掛金の買取を実施してくれるのです。
そのため、建設業・運送業・IT業など「一人でも活躍できる業種」で働いている個人事業主の場合、アクセルファクターを利用することが多いです。
対面契約は可能だが、郵送契約もある
なお、アクセルファクターを活用して契約する場合、通常は対面契約になります。つまり、「あなたがファクタリング会社へ出向く」「担当者にあなたの事務所へ出向いてもらう」のどちらかになります。
アクセルファクターの事務所は東京にあります。そのため関東に住んでいる人なら特に問題ありません。しかし、それ以外の地域に住んでいる人なら日程調整が必要になります。全国対応している業者ではあるものの、対面契約の日を決めなければいけません。
参考までに、私がアクセルファクターを用いてファクタリングを実行したとき、アクセルファクターの事務所へ出向きました。そのときの様子が以下になります。
ただ、場合によっては郵送契約という方法もあります。速達でやり取りすれば、地方在住者であれば対面契約するよりも早く契約できるようになります。
もちろん、確実に郵送契約できるとは限りません。基本は対面契約により、経営者の人柄を判断することになるからです。しかし、審査内容によっては郵送契約も可能です。いずれにしても、契約方法はこのように柔軟に対応してくれると考えましょう。
審査書類は多めになる
なお、アクセルファクターへ申し込みをすれば分かりますが、申込書類は多めです。そのため、こうした書類を早めに集めなければいけません。
以下は実際にアクセルファクターに申し込んだとき、要求された「審査に必要な書類」になります。
このように、請求書や通帳コピー、身分証明書を含め、さまざまな書類を提出しなければいけませ。
また、申込書としてアクセルファクター独自の書類も存在します。ファクタリング会社としては、電話口で「あなたの会社情報」「売掛先の情報」を聞いてくることが多いのですが、アクセルファクターの場合はそうしたものをエクセル表などに記入し、送り返す必要があります。
参考までに、以下は私がアクセルファクターへ返送した実際のエクセル表(申込書)の一部になります。
面倒ではありますが、こうした情報を送らなければいけません。ただ、ファクタリングでは審査書類をたくさん要求される会社ほど審査基準が高くないです。理由は単純であり、それだけ多くの角度から審査できてリスクを減らせるからです。
審査書類が多いのは、面倒である一方で審査を通過しやすい証拠でもあります。そのため、面倒とは思わずできるだけ書類を送付するといいです。
契約時は公的書類が必要
また、審査に必要な書類だけを集めればいいわけではありません。他にも用意しなければいけない書類が存在します。具体的には、以下のような公的書類です。
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 法人の印鑑証明書
- 個人の印鑑証明書
- 個人の住民票(家族全員が記載されたもの)
個人事業主だと、登記簿謄本を用意できないので他の書類を提出する必要はありますが、いずれにしてもこうした書類が必要になります。
また、当然ながら他にも契約に必要なものがあります。私がアクセルファクターを利用したときについては、契約前に以下のようなメールをもらいました。
このように、それなりに必要な書類がたくさんあることが分かります。審査基準が高くないアクセルファクターですが、これは必要書類が多いという裏返しでもあるのです。
手数料は総額提示で15~20%
なお、ファクタリングで気になるものとして手数料があります。このとき、アクセルファクターを利用するときの手数料相場はどのようになっているのでしょうか。
これについては、ファクタリングでメインとなる2社間契約だと売掛債権額の15~20%ほどになります。ただ、これには登記費用や事務手数料など、その他の費用まで含んだ総額になります。
ファクタリング会社の中には、契約時に「〇〇の手数料が必要」などと伝え、意味なく費用を高くすることがあります。アクセルファクターの場合、そうしたことはなくすべて総額での金額を事前に教えてくれるので非常に分かりやすくなっています。
また、実際の契約時は「対象となる売掛金がどれになるのか」「買取金額はいくらか」「手数料はいくらか」などが明確に記載された書類も提示してくれます。以下が実際の書類です。
そのため、手数料に関することで後になってトラブルに発展することはありません。ファクタリング会社の中でもかなりクリーンであり、事前にどのような金額になるのか明確に提示してくれます。
・3社間契約だと手数料は低くなる
ちなみに取引先を巻き込んで契約可能な場合、3社間ファクタリングを実施することもできます。この場合、手数料率は5~10%となります。
もし、得意先に説明することで3社間契約が可能な場合は手数料を低くすることができます。そのため、可能であれば3社間ファクタリングに挑戦しても問題ありません。
東京・高田馬場に事務所がある
なお前述の通り、契約時はあなたがファクタリング会社に出向いたり、相手に来てもらったりするのが基本です。そのため、どこに会社の事務所があるのか理解するのは重要です。
これについては、アクセルファクターは東京・高田馬場に事務所を構えています。以下のビルの中にアクセルファクターの事務所があります。
会社名 | アクセルファクター |
住所 | 東京都新宿区高田馬場2丁目14−9 アティレビル6F |
また、平日だけ営業している会社になります。営業時間は9:30~19:00であり、早めに依頼して審査をお願いすることで問題なくファクタリングできるようになります。
アクセルファクターで売掛金売買をする流れ
それでは、実際にアクセルファクターを活用して売掛金の売買を進めるにはどうすればいいのでしょうか。これについては、まずは公式サイトから申し込みをするようにしましょう。
例えば、メールフォームから依頼すれば以下のようなメールが送られてきます。
このあと、営業時間内であれば5~10分後には電話がかかってきます。そうした電話に出るようにしましょう。どのような目的でファクタリングをしたいのかについて簡単に聞かれます。ちなみに、私のとき電話をかけてくれたのは女性であり、非常に対応は良かったです。
その後は営業担当の人にバトンタッチすることになりますが、担当者と話を進めていくようになります。
先ほど、審査に必要な書類に関するメールを紹介しましたが、電話を切った後にこうしたメールが送られてきました。そこで、申込書に必要事項を記載すると共に通帳コピーなど必要書類を揃えることにしました。また、同時に契約時に用意するべき書類を聞いておき、事前に集めるようにしました。先ほど記した公的書類を早めに集めるようにしたのです。
財務コンサルティングを受ける
なお、アクセルファクターでは財務コンサルティングを実施してくれることもあります。例えば私の会社であれば、アクセルファクターへ相談して審査書類を出した後、30分後に電話がかかってきて「ファクタリングを回避できるのでは?」と担当者からいわれました。
ファクタリング会社なのに、ファクタリングしない方法を提案するのも、その真意はよく分かりませんが、「〇〇の得意先については、今回だけ早めに入金してもらうようにお願いできるのでは?」と言われたのです。
確かにその通りであり、ひとまず電話を切って得意先に掛け合うことにしました。
結論からいうと、得意先に断られたので結局のところファクタリングを進めることになったわけですが、このように最適な提案をしてくれる会社だと実感したわけです。
即日も可能だったが、週末明けに会社へ出向く
ちなみに、アクセルファクターではすぐに審査結果が下りて、問題なく売掛金買取が可能だといわれました。ただ、このときは他にもいくつもの会社にあいみつ(相見積もり)を出しており、他の会社がどのような条件なのか出ていませんでした。
また、資金ショートが間近に迫っていたわけでもないため、週明けの月曜日に依頼することにしたわけです。ただ、このとき契約時は法人通帳に動きをつけた状態で事務所へ来てもらうようにいわれました。以下の通りです。
ただ、意味なく法人口座を動かすと会計処理が面倒なので「パソコンを持っていき、その場で銀行の公式サイトへログインして、ネットバンキングで最新の入出金状況を見せるのではダメか?」と提案しました。これについては問題なく受け入れてくれたので、契約のときにパソコンを持っていくことになりました。
なお、月曜には他の会社も条件が出そろったのですが、最も希望条件に近かったのがアクセルファクターだったため、このときはアクセルファクターで売掛金買取をしてもらうことに決めたわけです。
ちなみに、このときは120万円の売掛金の買取を依頼しました。その結果、アクセルファクターでは「103万円を買取の対象として、振込金額85万円(手数料率は約17.5%)という条件となりました。ここには登記費用などその他のお金を含まれています。
事務所でファクタリング契約を済ませる
実際の契約では、私の場合は東京・高田馬場の事務所まで出向くことにしました。以下がアクセルファクターの事務所です。
受付の電話で連絡し、先に事務室へ通されることになりました。お茶を出されたため、先にお茶を飲みながら待ちます。そうして、担当者が来たので名刺交換をした後、契約へと進むことになりました。
契約書の枚数は非常に多いです。しかも、このときは会社のゴム印を忘れてしまったため、手書きで契約書にサインしていくことになりました。当然、契約書の中身を確認している暇などないため、要点を解説してもらいながら契約を進めていきます。
契約のとき、契約書以外に他の書類も記載する必要があります。例えば登記に関する書類だったり、緊急連絡先関連だったりします。「腱鞘炎になるのでは?」と思ってしまうほど、手が疲れながらも書類を記入していくことになりました。
ちなみに、このときは担当者といろいろな話をすることになりましたが、アクセルファクターには親会社があり、ファクタリング事業はいくつか実施しているビジネスの一つのようです。他にも「広告代理店」「飲食店」「トレーニングジム」など幅広く手掛けており、かなり規模の大きい会社のようです。
そうしてすべての契約にサインが終わったとき、1時間半ほど時間が経過していました。
・契約後はすぐ振込される
このような経緯でアクセルファクターの事務所へ出向き、ファクタリング契約を済ませたわけですが、契約後はすぐに振り込みがされました。
以下のように、アクセルファクターからお金がきちんと振り込まれたわけです。
資金繰りに困った個人事業主・法人経営者がファクタリングを実施するのが一般的です。そうしたとき、このように素早く資金調達できたわけです。
私の場合は資金ショート目前ではなかったので土日を挟み、週明けにファクタリングを実施しました。その日のうちに審査結果が出たのでやろうと思えば即日でも可能でしたが、いくつもあいみつを取っていたのでいろんな会社から条件を出させ、結果としてアクセルファクターで申し込みをしたのです。
アクセルファクターで資金調達する
ネット上にある評判や口コミについては、実際のところ本物かどうか不明です。ただ、私の場合はここまで記した通り、実際に資金繰りに困ってファクタリングを実施し、いくつもの会社を比較しながらアクセルファクターを利用しました。
依頼したファクタリング会社の中には、ダメな会社があったのも事実です。ただ、私が実際にアクセルファクターを利用して感じたこととしては、「事前に総額手数料を教えてくれる」「財務コンサルティングを実施してくれる」など、かなりホワイトな会社でした。
手数料が直前になって上がることもなく、結局のところ今回の担当者とはその後も長い付き合いをしていくことになったわけです。
これが、私がアクセルファクターを利用したときの様子です。ネット上の評判・口コミをかき集めたわけではなく、実際に私が利用した全記録も含めて特徴を述べました。アクセルファクターの利用を考えている場合、私の実体験が少しでも参考になればと思います。