経営者だと24時間365日働いていることが多いです。特に休みなく勤務し、常に資金繰りに気を付けながらビジネスを動かしているケースがほとんどだといえます。

ただ、一般企業は土日祝日が休みです。当然、ゴールデンウィーク(GW)やお盆、年末年始についても業務は休止しています。また、多くのファクタリング会社は19:00には営業終了するので、24時間対応してくれることはありません。

しかしビジネスを継続している経営者にとってみれば、土日や夜であっても関係なく動いているため、「土日対応・24時間対応が可能なファクタリング会社」があると非常に便利です。

実際のところ、そうした業者は存在するのでしょうか。ここでは、24時間365日で対応してくれるファクタリング会社について解説していきます。

基本的にファクタリング会社は土日祝日が休み

まず、大前提としてファクタリング会社は通常の企業と同じように平日稼働です。つまり、土日祝日は休みです。夜は18:00や19:00以降になると電話受付をしてくれませんし、当然ながらゴールデンウィークやお盆、年末年始などは休みになります。

これについては、ほとんどの業者で「営業日を平日」と明記しています。以下のように、電話での受付について9:00~19:00であり、土日祝日を定休日にしているファクタリング会社ばかりなのです。

当然、休日に電話をかけてもスタッフが対応してくれることはありません。自動音声による対応になりますし、メールを送ったとしても返信がくるのは週明けとなります。

ファクタリング会社というのは、どこも平日しか対応してもらえないと考えるようにしましょう。

自動音声でなく、スタッフ対応可能なえんナビ

それでは、すべての業者が平日のみの対応になるのでしょうか。もちろんそうではなく、中には24時間365日対応のファクタリング会社も存在します。

このときの対応というのは、自動音声ではありません。実際にスタッフが常駐しており、電話をかけても問題なく応じてくれることを指します。こうした土日祝日や長期休暇中(ゴールデンウィークやお盆、年末年始など)でも問題なくスタッフのいる業者にえんナビがあります。

ファクタリング会社の中でも、唯一といえる土日対応してくれる業者となります。

本当に土日対応や夜間・深夜対応可能なのか

ただ、このとき個人事業主や法人経営者が思うこととして「本当に土日対応してもらえるのか?」という疑問があります。実際のところ、自動音声で対応されるのか心配してしまうのです。

そこで、これを検証するため実際に私は土曜日にえんナビへ申し込むことにしました。このとき、問い合わせ後の自動返信メールが以下になります。

時間は土曜日の17:00くらいです。深夜ではなく夕方ですが、実際にファクタリングが必要だったので夕方あたりに問い合わせをしたのです。

そうしていると、実際に電話がかかりました。スタッフがいる場合、ファクタリング会社は申し込みをして5~10分ほどで電話がかかってきます。このときは土曜日にも関わらず、えんナビは申し込みをしてすぐに電話してきました。

参考までに、このとき私の携帯電話にかかってきた電話履歴が以下になります。

このように、間違いなく土曜日に電話がかかった履歴が残っています。実際に問い合わせをして、5分後くらいに電話が返ってきました。

参考までに、このときは以下のようなことを聞かれました。

  • 会社情報:所在地や事業内容、社員数など
  • 個人の情報:住んでいる場所、生年月日、闇金の利用有無など
  • 買取対象となる売掛先の請求書を用意できるか(過去3ヵ月分の請求書も送ってほしい)

また、審査に必要な書類についてもすぐ送ってほしいといわれました。3ヵ月分の法人通帳コピーや決算書(2期分)、納税証明書のコピーをメールで送ったわけです。

私の場合は過去にファクタリングしたことがあり、このとき必要書類はすべて手元にありました。そのため、土曜日のうちにすぐ審査へ出すことができたわけです。

ちなみに、聞いてみたところ夜間・深夜であっても対応してくれます。24時間365日対応というのは本当のようです。

土日で即日の資金調達は無理

ただ、このとき事前に理解しなければいけないことがあります。それは、土日祝日での即日資金調達は不可能ということです。

営業スタッフが事務所に常駐しているのは間違いないものの、審査部は平日しか稼働していません。そのため、実際に審査が下りるのは週明けの月曜日(月曜が祝日なら火曜日)となります。つまり、土日に売掛金を現金化するのは無理だと考えましょう。

そもそも土日祝日は、金融機関は閉まっています。ゴールデンウィーク(祝日となっている日)や年末年始も銀行は稼働しておらず、振込されたとしても銀行預金の残高に反映されるのは平日です。そのため、仮に土日にスピード審査が完了して振込をしてもらったとしても、金融機関の事情で週明けに振込資金が反映されるようになるのです。

こうした事情から土日に即日審査する意味がありませんし、仮にできたとしても銀行預金に反映されない以上、土日祝日にファクタリングで資金調達するのは物理的に不可能だと考えるようにしましょう。

・事前に段取りを済ましておく

それでは、土曜日・日曜日や祝日に対応できることが意味ないかというと、当然ながらそういうわけではありません。早めに申し込みを完了していれば、以下のようなポイントを事前に確認することができます。

  • どのような書類を用意すればいいのか
  • 契約日をいつに設定するのか
  • 送った書類に不備はないか
  • 契約時はどういう流れになるのか

また、週明けの月曜日は朝一番で審査部に回されるようになります。そのため午前中に審査結果が下り、そのまま契約することですぐに資金調達することも可能になります。

土日の間に資金繰りを改善することは無理でも、その前段階まで作業を進めることが可能です。そのため、金曜日の遅い時間や土日祝日、長期休暇中などに24時間365日対応のファクタリング会社を利用する意義は大きいといえます。

・現金受取は期待できない

ちなみに、中には「銀行振込ではなく現金受取はできないのか」と考える経営者もいます。現金受取であれば、銀行振込が関係なくなるので土日であっても問題なく資金調達できます。

しかし、実際のところ現金受取に対応しているファクタリング会社は少ないです。高額な現金を持って会社の金庫に保管するのはファクタリング会社にとってリスクですし、メリットが一つもありません。そのため、ファクタリングするにしても銀行間での振込による取引が基本だと考えましょう。

公的書類を集められるのは平日のみ

なお、ファクタリングの審査では必ず公的書類が必要になります。契約時は登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や印鑑証明書が必要になりますし、えんナビの場合では審査のとき前述の通り納税証明書のコピーを提出しなければいけません。

私の場合についても、ファクタリングのときは以下のような公的書類を必ず集めるようにしています。

ただ、これらの書類は市役所・区役所や税務署などへ出向いて集めなければいけません。こうした役所は当然ながら土日休みです。役所が平日のみ稼働している以上、これら書類が手元にない場合は平日になった後に入手しなければいけません。

こうしたことも、土日のうちに申し込みして契約するのが難しい理由となります。実際のところ、平日にならないと必要書類を集めることができないのです。

えんナビで土日対応してもらう

ここまでのポイントを理解したうえで、24時間365日対応の業者を利用するといいです。即日での資金調達は無理ですが、休み明けにスピード審査してもらい、公的書類を集めたうえで契約すれば素早く資金繰りを改善できるようになります。

そうしたとき、前述の通り土日対応できるファクタリング会社はほぼ存在せず、土日祝日でもスタッフがいるのはえんナビだけになります。そのため、土日祝日やゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの長期休暇中にファクタリングを進めたいと考えている場合、えんナビに申し込むようにしましょう。

東京にある会社ですが、地方在住者であっても出張査定サービスによって訪れてくれるので特に問題ありません。休日中であっても、問い合わせをしたうえでいつ訪問してもらうのか日程を事前に決めておくといいです。

また休みが明けた後なら審査部が稼働するため、午前中にスピード審査してもらうことが可能です。必要書類を集め、あとは契約を待つだけの段階にすることができるのです。他には、夜間・深夜でも対応できるというメリットもあります。

個人事業主でも利用でき、30万円以上の売掛金がある場合は誰でも申し込むことができます。こうした土日対応・夜間対応できるファクタリング会社がえんナビになります。

ファクタリング会社の選び方とは

資金調達のためにファクタリングを利用する場合、ファクタリング会社はたくさんあります。このとき、会社によって審査基準はバラバラですし、申し込みをしないと手数料は分かりません。そのため、複数社にあいみつ(相見積もり)を取るのが失敗しないコツです。

また、「素早い資金調達は可能か」「手数料相場は低いか」「土日対応できるか」「少額買取に対応しているか」など、ファクタリング会社によって方針がバラバラです。そうした中で優れた業者を選ぶ必要があります。

当然、偽装ファクタリングをしている闇金業者ではなく、真っ当なファクタリング会社を選ばなければいけません。利用業者に失敗すると、後で大変なことになります。

以下のページでは、私が実際に何社ものファクタリング会社を利用した中から、特に優れた業者だけ厳選しています。それぞれの特徴を理解したうえで複数社に申し込みをすれば、売掛金売買での失敗をなくすことができます。

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